Nablarch専用AIコーディングツール向けプラグイン

前提環境

本プラグインの利用には、Claude Code(外部サイト) または GitHub Copilot(外部サイト) が必要である。

Nablarch専用AIコーディングツール向けプラグインとは

Nablarch専用AIコーディングツール向けプラグインは、Nablarch公式解説書・システム開発ガイド・サンプルプロジェクトの知識を搭載したAIアシスタントである。 Claude Code または GitHub Copilot のプラグインとして動作し、Nablarch固有の仕様・作法を正確に回答する。

背景

近年、生成AIが開発現場に急速に浸透し、開発者は日常的にAIを活用している。 しかし、Nablarchの情報はWEB上で複数の情報源に分散しており、横断的な理解が必要である。 そのため、生成AIはNablarch固有の仕様と作法を正確に回答できない。

よくある開発現場での困りごと

Nablarch開発でこんな経験はないだろうか?

  • 「あの設定、どの解説書に載ってたっけ?」
  • 「このAPIの使い方、公式ドキュメントを何ページも行ったり来たり…」
  • 「AIに聞いても、存在しないメソッドを提案されて余計に混乱する」
  • 「メンバーへのNablarch説明に時間を取られて設計が進まない」

本プラグインで解決

本プラグインを導入すると、Claude Code または GitHub Copilot Chat で /n6 と入力して質問するだけで、Nablarchの仕様・作法を根拠付きでAIが即答する。

提供する機能

知識検索

Nablarchのドキュメントに基づいて質問に回答する。

使用例:

/n6 コード値のプルダウン入力を実装するには?

Nablarchのドキュメント全体から関連セクションを検索し、コード例・設定例を含めた回答を返す。

回答例

知識検索の回答例

仕組み:

  • Nablarch公式ドキュメントをAIが読めるJSON形式に変換
  • キーワード全文検索+AIによる関連度判定の2段階で精度を確保
  • 全文検索でヒットしない場合は目次からAIがファイルを選択するフォールバック経路あり

コード分析

プロジェクト内のアプリケーションコードをNablarchの観点から分析し、全体像をドキュメント化する。

使用例:

/n6 code-analysis

以下の情報を可視化:

  • クラス間の依存関係
  • ハンドラキューの構成
  • 処理フロー(Mermaid図)

出力例

クラス依存関係図とコンポーネント概要:

クラス依存関係図とコンポーネント概要

処理フロー図(シーケンス図):

処理フロー図

上記のような図と合わせて、各コンポーネントの役割、Nablarchフレームワーク機能の使い方、実装ポイントなども含めた詳細なドキュメントが生成される。

主な活用シーン:新メンバーがプロジェクトに入ったときの素早い全体把握。

特徴

公式ドキュメントのみを根拠にした回答
知識ファイルは、Nablarch公式ドキュメントをルールベース変換して作成している。 AIがWEB検索や推測で外部情報を持ち込むことはなく、回答の根拠は常に公式情報に限られる。
わからないことは「わからない」と回答
知識ファイルに情報がない質問には、「知識ファイルに含まれていません」と明示する。 もっともらしい推測で誤った回答を返すことがない。
回答に必ずセクション単位の参照元を提示

すべての回答に参照元を明示することで、AIの回答が正確かどうかを即座に確認可能である。

参照元の提示構成
  • 1行目: ページタイトル(例: HTTPエラー制御ハンドラ、など)
  • 2行目: ファイルパス(.md知識ファイル)
  • 3行目: 引用した各セクションのタイトル

対応バージョン

本プラグインは以下のNablarchバージョンに対応している。

対応バージョン プラグイン
Nablarch 6u3 nabledge-6(外部サイト)
Nablarch 5u26 nabledge-5(外部サイト)
Nablarch 1.4.11 nabledge-1.4(外部サイト)
Nablarch 1.3.7 nabledge-1.3(外部サイト)
Nablarch 1.2.8 nabledge-1.2(外部サイト)

インストール方法

本プラグインは GitHub 上で OSS として無償公開している。 ターミナルでコマンド1つ実行することで簡単にインストールできる。

Nablarch 6 の場合

以下のコマンドをターミナルで実行する:

curl -sSL https://raw.githubusercontent.com/nablarch/nabledge/main/setup-cc.sh | bash -s -- -v 6

または:

curl -sSL https://raw.githubusercontent.com/nablarch/nabledge/main/setup-ghc.sh | bash -s -- -v 6

これで /n6 コマンドが利用可能になる。

その他のバージョンの場合

対応バージョン表の「プラグイン」列のリンクから、該当するバージョンの手順を確認すること。