logアダプタ¶
Nablarchの提供する ログ出力機能 のログ出力処理を以下のログフレームワークに委譲するアダプタ。
顧客からの要求や使用する製品などにあわせてロガーを統一したい場合に、アダプタを使用する。 アダプタを使用した場合、 Nablarchの ログ出力機能 を使用したログ出力処理は全て選択したロギングフレームワークに委譲される。
重要
Nablarch5u15まで提供されていたlog4jアダプタは、EOLを迎えた log4j1.2(外部サイト、英語) を使用しており 脆弱性 への修正が公開されないため廃止します。 slf4jまたはJBoss Loggingを使用してください。
補足
ロギングフレームワークの設定方法などは、製品のマニュアルなどを参照すること。
モジュール一覧¶
slf4j¶
<!-- slf4jアダプタ -->
<dependency>
<groupId>com.nablarch.integration</groupId>
<artifactId>nablarch-slf4j-adaptor</artifactId>
</dependency>
重要
slf4jにはFATALレベルが存在しないため、nablarch-slf4j-adaptorはFATALレベルでログ出力しようとした場合は全てERRORレベルで出力する仕様となっている。
補足
slf4jのバージョン2.0.11を使用してテストを行っている。 バージョンを変更する場合は、プロジェクト側でテストを行い問題ないことを確認すること。
JBoss Logging¶
<!-- JBoss Loggingアダプタ -->
<dependency>
<groupId>com.nablarch.integration</groupId>
<artifactId>nablarch-jboss-logging-adaptor</artifactId>
</dependency>
補足
JBoss Loggingのバージョン3.6.0.Finalを使用してテストを行っている。 バージョンを変更する場合は、プロジェクト側でテストを行い問題ないことを確認すること。
ロギングフレームワークを使用するための設定を行う¶
ログ出力機能 の設定ファイル(log.properties)にファクトリを設定する。 この設定によりログ出力処理が、ロギングフレームワークに委譲される。
slf4j¶
# slf4jを使用するためのファクトリの設定
loggerFactory.className=nablarch.integration.log.slf4j.Slf4JLoggerFactory
JBoss Logging¶
# JBoss Loggingを使用するためのファクトリの設定
loggerFactory.className=nablarch.integration.log.jbosslogging.JbossLoggingLoggerFactory