2.3.1.1.3. 登録内容確認画面から登録画面へ戻る¶

本章では、登録内容確認画面から登録画面へ戻る処理について解説する。

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登録画面へ戻る処理の実装

ClientAction に登録画面へ戻る処理を行うメソッドを追加する。

ClientAction.java

public HttpResponse back(HttpRequest request, ExecutionContext context) {

    Client client = SessionUtil.get(context, "client");

    ClientForm form = BeanUtil.createAndCopy(ClientForm.class, client);
    context.setRequestScopedVar("form", form);

    return new HttpResponse("forward://input");
}

public HttpResponse input(HttpRequest request, ExecutionContext context) {

    SessionUtil.delete(context, "client");

    EntityList<Industry> industries = UniversalDao.findAll(Industry.class);
    context.setRequestScopedVar("industries", industries);

    return new HttpResponse("/WEB-INF/view/client/create.jsp");
}

この実装のポイント

• セッションストア から顧客情報を取得する。
• 取得した顧客情報を登録画面に表示するため、BeanUtil を使用して顧客エンティティをフォームに変換し、リクエストスコープに登録する。
• レスポンスオブジェクトの遷移先を、初期表示処理への内部フォーワードとする (登録画面を表示する際、再度プルダウンに表示する業種情報を取得するため)。
• 初期表示処理で セッションストア へ登録したオブジェクトを削除する(戻るボタンを押下せずにヘッダメニューから直接登録画面に遷移された場合等を考慮)。

動作確認を行う

1. 登録画面を表示する。

2. 顧客名に全角文字列、業種に任意の値を選択して「登録」ボタンを押下する。

3. 確認画面にて「入力へ戻る」ボタンを押下する。

4. 登録画面が表示され、2 で入力した値が画面に表示されていることを確認する。

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