稼動環境

Nablarchフレームワークの稼動環境について説明する。

補足

Nablarchフレームワーク以外のコンテンツ(例えばNablarch SQL Executorなど)に関する稼動環境は、 各コンテンツのドキュメントを参照。

Nablarchフレームワークの環境要件

Nablarchフレームワークは、Java標準仕様のみを使って作成しており、動かすには最低以下が必要となる。

  • Java SE 17
  • JDBC 3.0

さらに、使用するNablarchの機能に応じて、以下のJakarta EE仕様が必要となる。

  • Jakarta Standard Tag Library 3.0
  • Jakarta Activation 2.1
  • Jakarta Server Pages 3.1
  • Jakarta Servlet 6.0
  • Jakarta Mail 2.1
  • Jakarta Messaging 3.1
  • Jakarta Persistence 3.1
  • Jakarta Batch 2.1
  • Jakarta Bean Validation 3.0
  • Jakarta RESTful Web Services 3.1

重要

ここで示したバージョン番号は、特定バージョンを表記しているが、 基本的に表記しているバージョン番号以上と読み替えて問題ない。 Java標準仕様とJakarta EE仕様のバージョンアップで、基本的に後方互換が維持されるため。

Nablarchフレームワークのテスト環境

Nablarchフレームワークは、以下の環境においてテストを実施し、正常に動作することを確認している。

Java
  • Java SE 17/21 [1]
データベース
  • Oracle Database 19c/21c/23ai
  • IBM Db2 11.5
  • SQL Server 2017/2019/2022
  • PostgreSQL 12.2/13.2/14.0/15.2/16.2
アプリケーションサーバ
  • WebSphere Application Server Liberty 24.0.0.8
  • Open Liberty 24.0.0.8
  • Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 8.0.0
  • WildFly 33.0.0.Final
  • Apache Tomcat 10.1.17
Jakarta EE
  • Hibernate Validator 8.0.0.Final
  • JBeret 2.1.1.Final
MOM(メッセージ指向ミドルウェア)
  • IBM MQ 9.3
ブラウザ
PC
  • Microsoft Edge
  • Mozilla Firefox
  • Google Chrome
  • Safari
[1]Java21で使用する場合、別途設定変更が必要となる。設定方法は Java21で使用する場合のセットアップ方法 を参照。