6.2.8. HTTPアクセスログハンドラ

HTTPアクセスログ を出力するハンドラ。

本ハンドラでは、以下の処理を行う。

  • リクエスト処理開始時のアクセスログを出力する
  • リクエスト処理完了時のアクセスログを出力する

処理の流れは以下のとおり。

../../../../_images/flow32.png

6.2.8.2. モジュール一覧

<dependency>
  <groupId>com.nablarch.framework</groupId>
  <artifactId>nablarch-fw-web</artifactId>
</dependency>

6.2.8.3. 制約

スレッドコンテキスト変数管理ハンドラ より後ろに配置すること
このハンドラから呼ばれるログ出力の処理内では、通常 ThreadContext に保持する内容が必要となる。 このため、 スレッドコンテキスト変数管理ハンドラ より後ろに配置する必要がある。
HTTPエラー制御ハンドラ より前に配置すること
また、完了時のログ出力にはエラーコードが必要となるため、 HTTPエラー制御ハンドラ より前に配置する必要がある。
セッションストアIDを出力する場合は セッション変数保存ハンドラ より後ろに配置すること
詳細は セッションストアIDについて を参照。

6.2.8.4. アクセスログ出力内容の切り替え

アクセスログの出力内容の切り替え方法は、 ログ出力 および HTTPアクセスログの出力 を参照すること。