3.3.2.2. マスタデータ投入ツール インストールガイド

マスタデータ投入ツールのインストール方法について説明する。

3.3.2.2.1. 前提事項

  • 以下のツールがインストール済みであること
    • Eclipse
    • Maven
  • Nablarchのアーキタイプ から生成されたプロジェクトであること
  • テーブルが作成済みであること
  • バックアップ用スキーマにテーブルが作成済みであること[1]
[1]バックアップ用スキーマおよびそのテーブルの作成については、『マスタデータ復旧機能』の環境構築を参照。

3.3.2.2.2. 提供方法

本ツールはnablarch-testing-XXX.jar にて提供する。

ツール使用前に、プロジェクトのユニットテストと同じDB設定を使用できるようにするためにプロジェクトのコンパイルと、ツールの実行に必要なjarファイルのダウンロードを行なう。 以下のコマンドを実行する。

mvn compile
mvn dependency:copy-dependencies -DoutputDirectory=lib

以下のファイルをダウンロードし、プロジェクトのディレクトリ(pom.xmlが存在するディレクトリ)にディレクトリ付きで展開する。

上記ファイルに含まれる設定ファイルを下記に示す。

ファイル名 説明
tool/db/data/master_data-build.properties 環境設定用プロパティファイル
tool/db/data/master_data-build.xml Antビルドファイル
tool/db/data/master_data-log.properties ログ出力プロパティファイル
tool/db/data/master_data-app-log.properties ログ出力プロパティファイル
tool/db/data/MASTER_DATA.xlsx マスタデータファイル

本ツールを実行する前に以下のコマンドを実行する。

mvn compile
mvn dependency:copy-dependencies -DoutputDirectory=lib

3.3.2.2.2.1. プロパティファイルの書き換え

マスタデータ自動復旧機能が使用する、バックアップスキーマ名を設定する。

# テスト用マスタデータバックアップスキーマ名
masterdata.test.backup-schema=nablarch_test_master

その他の設定値については、ディレクトリ構造が変わらない限り修正の必要はない。

3.3.2.2.3. Eclipseとの連携設定

以下の設定をすることでEclipseから本ツールを起動することができる。

3.3.2.2.3.1. Antビュー起動

ツールバーから、ウィンドウ(Window)→設定(Show View)を選択し、Antビューを開く。

../../../../../../_images/open_ant_view.png

3.3.2.2.3.2. ビルドファイル登録

+印のアイコンを押下し、ビルドスクリプトを選択する。

../../../../../../_images/register_build_file.png

Antビルドファイル(master_data-build.xml)を選択する。

../../../../../../_images/select_build_file.png

Antビューに登録したビルドファイルが表示されることを確認する。

../../../../../../_images/build_file_in_view.png