6.8.1. メッセージングコンテキスト管理ハンドラ

後続のハンドラ及びライブラリで使用するためのMQ接続を、スレッド上で管理するハンドラ。

MOMメッセージングの詳細は、 システム間メッセージング を参照。

本ハンドラでは、以下の処理を行う。

  • MQ接続の取得
  • MQ接続の解放

処理の流れは以下のとおり。

../../../../_images/MessagingContextHandler_flow.png

6.8.1.2. モジュール一覧

<dependency>
  <groupId>com.nablarch.framework</groupId>
  <artifactId>nablarch-fw-messaging</artifactId>
</dependency>

6.8.1.3. 制約

なし。

6.8.1.4. MQの接続先の設定を行う

このハンドラは、 messagingProvider プロパティに設定されたプロバイダクラス( MessagingProvider 実装クラス)を使用してMQ接続を取得する。

以下に設定例を示す。 プロバイダクラスの設定内容については、使用する MessagingProvider 実装クラスのJavadocを参照。

<!-- メッセージコンテキスト管理ハンドラ -->
<component class="nablarch.fw.messaging.handler.MessagingContextHandler">
  <property name="messagingProvider" ref="messagingProvider" />
</component>

<!-- プロバイダクラス -->
<component name="messagingProvider"
    class="nablarch.fw.messaging.provider.JmsMessagingProvider">
  <!-- プロパティの設定は省略 -->
</component>