nablarch.fw.messaging.provider

クラス JmsMessagingProvider.Context

java.lang.Object

nablarch.fw.messaging.MessagingContext

nablarch.fw.messaging.provider.JmsMessagingProvider.Context

すべての実装されたインタフェース:

java.io.Closeable, java.lang.AutoCloseable

含まれているクラス:

JmsMessagingProvider

public static class JmsMessagingProvider.Context
extends MessagingContext

メッセージングコンテキストのJMSベース実装

ネストされたクラスのサマリー

ネストされたクラス

修飾子とタイプ	クラスと説明
static class	JmsMessagingProvider.Context.JmsHeaderName JMSヘッダー名称

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
Context(javax.jms.Connection conn, JmsMessagingProvider provider) コンストラクタ

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
void	close() 現在のセッションを終了し、保持しているリソースを開放する。
protected javax.jms.Queue	getPoisonQueueOf(java.lang.String queueName) 指定されたJMSキューに対する退避キューを返す。
protected java.lang.String	getQueueNameOf(javax.jms.Destination queue) 指定されたJMSキューの論理名を逆引きする。
protected javax.jms.Queue	getQueueOf(java.lang.String queueName) 指定されたキュー名に対するJMSQueueインスタンスを返す。
ReceivedMessage	receiveMessage(java.lang.String queueName, java.lang.String messageId, long timeout) 指定した受信キュー上のメッセージを取得する。
protected void	rejectIfExpiresRedeliverLimit(javax.jms.Message message, java.lang.String queueName) MOMによるメッセージの受信リトライ回数が規定回数を越えていた場合は、 メッセージ退避キューに転送し、実行時例外を送出する。
java.lang.String	sendMessage(SendingMessage message) メッセージを送信する。

クラスから継承されたメソッド nablarch.fw.messaging.MessagingContext

attach, detach, emitLog, getInstance, receiveSync, receiveSync, receiveSync, send, sendSync, sendSync

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

Context

public Context(javax.jms.Connection conn,
               JmsMessagingProvider provider)
        throws javax.jms.JMSException

コンストラクタ

パラメータ:

conn - JMSセッション

provider - 各種設定

例外:

javax.jms.JMSException - JMSプロバイダ側でエラーが発生した場合

メソッドの詳細

close

public void close()

現在のセッションを終了し、保持しているリソースを開放する。 使用中のセッションを終了し、コネクションをプールに返却する。 この実装では、JMSコネクションファクトリがコネクションプールを内蔵する ことを前提としており、コネクションを単にclose()している。 キャッシュしているMessageProducerとMessageConsumerをクローズする。 MessageProducerとMessageConsumerのクローズ処理で例外が発生した場合、 TRACEレベルのログ出力を行い、例外の再スローは行わない。

定義:

close インタフェース内 java.io.Closeable

定義:

close インタフェース内 java.lang.AutoCloseable

定義:

close クラス内 MessagingContext

sendMessage

public java.lang.String sendMessage(SendingMessage message)

メッセージを送信する。 この実装では、JMSの実装系を使用して送信処理を行う。

定義:

sendMessage クラス内 MessagingContext

パラメータ:

message - 送信メッセージ

戻り値:

送信メッセージのメッセージID

receiveMessage

public ReceivedMessage receiveMessage(java.lang.String queueName,
                                      java.lang.String messageId,
                                      long timeout)

指定した受信キュー上のメッセージを取得する。 messageIdが指定されている場合は、当該のメッセージに対する応答電文を 取得する。messageIdが指定されていないばあいは、受信キュー上の任意の電文 を取得する。 キュー上に取得対象のメッセージが存在しない場合、メッセージを受信するか、 指定した時間が経過する（タイムアウトする）までブロックする。 タイムアウトした場合はnullをかえす。 タイムアウト時間に0以下の数値を設定した場合は 応答電文を受信するまでブロックし続ける。 この実装では、JMSの実装系を使用して指定されたキュー上のメッセージの 同期受信を行う。

定義:

receiveMessage クラス内 MessagingContext

パラメータ:

queueName - 受信キューの論理名

messageId - 送信電文のメッセージID (応答受信でない場合はnull)

timeout - 応答タイムアウト (単位：ミリ秒、0以下の数値の場合はブロックし続ける)

戻り値:

受信したメッセージ（タイムアウトした場合はnull）

getQueueOf

protected javax.jms.Queue getQueueOf(java.lang.String queueName)
                              throws MessagingException

指定されたキュー名に対するJMSQueueインスタンスを返す。

パラメータ:

queueName - 取得するキューの論理名

戻り値:

JMSQueueインスタンス

例外:

MessagingException - 指定されたキュー名に対するキューオブジェクトが登録されて いなかった場合。

getQueueNameOf

protected java.lang.String getQueueNameOf(javax.jms.Destination queue)

指定されたJMSキューの論理名を逆引きする。 キューが登録されていない場合はnullを返す。

パラメータ:

queue - キューインスタンス

戻り値:

キューの論理名

getPoisonQueueOf

protected javax.jms.Queue getPoisonQueueOf(java.lang.String queueName)
                                    throws MessagingException

指定されたJMSキューに対する退避キューを返す。 該当するキューが存在しない場合はMessagingExceptionを送出する。

パラメータ:

queueName - 受信キューの論理名

戻り値:

JMSQueueインスタンス

例外:

MessagingException - 退避キューが定義されていない場合。

rejectIfExpiresRedeliverLimit

protected void rejectIfExpiresRedeliverLimit(javax.jms.Message message,
                                             java.lang.String queueName)
                                      throws MessagingException,
                                             javax.jms.JMSException

MOMによるメッセージの受信リトライ回数が規定回数を越えていた場合は、 メッセージ退避キューに転送し、実行時例外を送出する。

パラメータ:

message - 受信メッセージ

queueName - 受信キューの論理名

例外:

MessagingException - 受信リトライ回数が規定回数を越えていた場合

javax.jms.JMSException - JMS API側で問題が発生した場合。