Package nablarch.fw

Class Result.Error

All Implemented Interfaces:
Serializable, Result
Direct Known Subclasses:
ErrorResponseMessage, MessageReadError, Result.ClientError, ServiceError
Enclosing interface:
Result

@Published(tag="architect") public abstract static class Result.Error extends RuntimeException implements Result
ハンドラの処理が異常終了したことを示す実行時例外。

本クラスの具象クラスは以下の3つに類別することができる。

 1. Result.ClientError (ステータスコード:4xx)
   呼び出し側に起因する問題によりエラー終了したことを表す実行時例外。
   入力値のバリデーションエラー、認証認可エラーなどがこれに属し、
   ユーザ側の再試行により処理継続が見込める場合に使用する。
   ハンドラ側から見れば正常系であるため、障害ログ出力を行う必要は無い。
 
 2. Result.InternalError (ステータスコード:500)
   ハンドラ側の内部処理に起因する未知の問題(バグやインフラレベルの障害など)
   によって異常終了したことを表す実行時例外。
   NullPointerException等の一般実行時例外/Errorと同等の扱いとなり、
   エラーハンドラにより障害ログの出力が行われる。
   
 3. Result.Unavailable (ステータスコード:503)
   システム側の処理受付が一時的に停止した状態であることを示す実行時例外。
   閉局エラーがこれに属する。システム閉局時の挙動は、各実行基盤ごとの
   運用設計に依存するものなので、各実行基盤ごとのエラーハンドラで個別に制御される。
   グローバルエラーハンドラまで到達した場合は、障害ログの出力が行われる。
 
See Also:
  • Constructor Details

    • Error

      public Error()
      デフォルトコンストラクタ
    • Error

      public Error(String message)
      コンストラクタ
      Parameters:
      message - エラーメッセージ
    • Error

      public Error(Throwable cause)
      コンストラクタ
      Parameters:
      cause - 起因となる例外
    • Error

      public Error(String message, Throwable cause)
      コンストラクタ
      Parameters:
      message - エラーメッセージ
      cause - 起因となる例外
  • Method Details

    • getStatusCode

      public int getStatusCode()
      ステータスコードを返す。
      Specified by:
      getStatusCode in interface Result
      Returns:
      ステータスコード
    • toString

      public String toString()
      この実装では、以下の文字列を返す。
         "[" + (ステータスコード) + (結果クラス名) + "]" + (メッセージ内容)
       
      Overrides:
      toString in class Throwable
    • isSuccess

      public boolean isSuccess()
      処理が正常終了したかどうかを返す。 このクラスは異常結果を表すので、falseを返す。
      Specified by:
      isSuccess in interface Result
      Returns:
      正常終了した場合はtrue