Jakarta EEの仕様名に関して¶
省略名の表記に関して¶
Java EEで使われていた仕様の省略名について、Nablarch6では基本的にすべてJakarta EEでの仕様名に置き換えて表記している。
例
- JPA (Java Persistence API) → Jakarta Persistence
- JAX-RS (Java API for RESTful Web Services) → Jakarta RESTful Web Services
ただし、読みやすさが損なわれる場合は省略名を残している部分もある。 特に断りが無い限り、本解説書内で登場する省略名は以下のようにJakarta EEの仕様を指すものとする。
Nablarch5と6で名称が変更になった機能について¶
Java EEがEclipse Foundationに移管され各仕様の名称が変更されたことに伴い、Nablarchが提供する機能でJava EEの仕様名を含んでいたものは名称の変更を行った。 以下に、変更前後の名称の対応表を記載する。
Nablarch5までの名称 | Nablarch6からの名称 |
---|---|
JAX-RS BeanValidationハンドラ | Jakarta RESTful Web Servcies Bean Validationハンドラ [1] |
JAX-RSアダプタ | Jakarta RESTful Web Servicesアダプタ |
JAX-RSサポート | Jakarta RESTful Web Servicesサポート |
JAX-RSレスポンスハンドラ | Jakarta RESTful Web Servicesレスポンスハンドラ |
JSPカスタムタグ | Jakarta Server Pagesカスタムタグ |
JSP静的解析ツール | Jakarta Server Pages静的解析ツール |
JSR352に準拠したバッチアプリケーション | Jakarta Batchに準拠したバッチアプリケーション |
[1] | 「BeanValidation」はNablarchが提供するバリデーション機能である Bean Validation を指しているため、Jakarta Bean Validationには変更していない。 |
なお、変更されたのは名称のみで機能的な変更はない。 また、後方互換を維持するためにクラスやパケージの名前などは変更されていない。