nablarch.test.core.db

クラス MasterDataRestorer

java.lang.Object

nablarch.test.event.TestEventListener.Template

nablarch.test.core.db.MasterDataRestorer

すべての実装されたインタフェース:

TestEventListener

public class MasterDataRestorer
extends TestEventListener.Template

マスタデータ復旧クラス。

テスト内でマスタデータの書き換えが発生した場合、その復旧を行う。 テスト実行中、MasterDataRestorer.SqlLogWatchingFormatterから発行されたSQL文の通知を受ける。 マスタデータの書き換えが発生していた場合、次のテストメソッドが実行される前に、 マスタデータテーブルの復旧をTableDuplicatorに依頼する。 事前に準備されたマスタデータ復旧用のスキーマからデータをコピーすることにより、 マスタデータの復旧を行う。
マスタデータを復旧する順序はテーブルの依存関係（FK)に則り行われるが、 コンポーネント定義にnablarch.suppress-table-sortというキーで 真偽値trueが設定されていた場合はtablesTobeWatchedに設定された順序でマスタデータのインサート、逆順でデリートを行う。

更新SQLかどうかの判定するために厳密なSQL解析は行っていない。 更新SQLと見做せる条件のうちいずれかを満たしていればマスタデータ復旧を行う。 これは以下の理由による。

• 厳密なSQL解析はコストが高くテスト実行速度を低下させる。
• マスタデータが更新されることは稀であり、誤検知による復旧が発生してもコストが低い。

ネストされたクラスのサマリー

ネストされたクラス

修飾子とタイプ	クラスと説明
static class	MasterDataRestorer.SqlLogWatchingFormatter 発行されたSQL文を監視するSqlLogFormatterサブクラス 本クラスへの出力された更新系SQLログは、全てnablarch.test.core.db.MasterDataRestorerに通知される。

インタフェースから継承されたネストされたクラス/インタフェース nablarch.test.event.TestEventListener

TestEventListener.Template

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
MasterDataRestorer()

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
void	afterTestMethod() テストメソッド実行後に呼び出されるコールバック
void	setBackupSchema(java.lang.String backupSchema) バックアップスキーマを設定する。
void	setTablesTobeWatched(java.util.List<java.lang.String> tablesTobeWatched) 監視対象テーブル名を設定する。
void	setUpdateSqlKeywords(java.util.List<java.lang.String> updateSqlKeywords) 更新とみなされるSQLキーワードを設定する。

クラスから継承されたメソッド nablarch.test.event.TestEventListener.Template

afterTestClass, beforeTestClass, beforeTestMethod, beforeTestSuite

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

MasterDataRestorer

public MasterDataRestorer()

メソッドの詳細

afterTestMethod

public void afterTestMethod()

テストメソッド実行後に呼び出されるコールバック

実行されたSQLでマスタデータを更新するものがあれば、 マスタデータ復旧を行う。

定義:

afterTestMethod インタフェース内 TestEventListener

オーバーライド:

afterTestMethod クラス内 TestEventListener.Template

setTablesTobeWatched

public void setTablesTobeWatched(java.util.List<java.lang.String> tablesTobeWatched)

監視対象テーブル名を設定する。

パラメータ:

tablesTobeWatched - 監視対象テーブル

setBackupSchema

public void setBackupSchema(java.lang.String backupSchema)

バックアップスキーマを設定する。

パラメータ:

backupSchema - バックアップスキーマを設定する。

setUpdateSqlKeywords

public void setUpdateSqlKeywords(java.util.List<java.lang.String> updateSqlKeywords)

更新とみなされるSQLキーワードを設定する。 SQLキーワード文字列末尾には半角スペースが付与される。

パラメータ:

updateSqlKeywords - 更新とみなされるSQLキーワード