nablarch.fw.web.upload

クラス MultipartHandler

java.lang.Object

nablarch.fw.web.upload.MultipartHandler

すべての実装されたインタフェース:

Handler<HttpRequest,HttpResponse>, HttpRequestHandler

public class MultipartHandler
extends java.lang.Object
implements HttpRequestHandler

マルチパートを解析するハンドラ。

本ハンドラは、サーブレットの入力ストリーム （ServletRequest.getInputStream()）から リクエストのメッセージボディを読み込み、マルチパートの解析を行う。 HTTPリクエストがマルチパートでない場合（Content-Typeがmultipart/form-dataでない場合）、 何もせずに後続のハンドラに処理を委譲する。

解析結果は、HttpRequestに格納される。 アップロードファイルに関する情報はHttpRequest.getPart(String)で取得できる。 アップロードファイル以外のパラメータはHTTPリクエストパラメータに格納されるので、通常のように HttpRequest.getParamMap()等で取得できる。

マルチパートの解析前はリクエストパラメータにアクセス出来ないため、 リクエストパラメータを扱う以下のハンドラは本ハンドラの後続に配置する必要がある。

• SessionStoreHandler
• NablarchTagHandler

実際の解析処理はMultipartParserに委譲され、マルチパートの解析およびアップロードファイルの一時保存が行われる。 デフォルト設定では、一時ファイルは本ハンドラの処理終了時点（すなわちHTTPリクエストの処理終了時点）で削除される。

アップロードに関する各種設定はUploadSettingsから取得する。

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
MultipartHandler()

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
HttpResponse	handle(HttpRequest request, ExecutionContext context) HTTPリクエストに対する処理を実行する。
void	setUploadSettings(UploadSettings settings) マルチパート用の各種設定値を設定する。

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

MultipartHandler

public MultipartHandler()

メソッドの詳細

setUploadSettings

public void setUploadSettings(UploadSettings settings)

マルチパート用の各種設定値を設定する。

パラメータ:

settings - 各種設定値

handle

public HttpResponse handle(HttpRequest request,
                           ExecutionContext context)

HTTPリクエストに対する処理を実行する。

定義:

handle インタフェース内 Handler<HttpRequest,HttpResponse>

定義:

handle インタフェース内 HttpRequestHandler

パラメータ:

request - HttpRequestWrapperでなければならない。

context - サーバサイド実行コンテキストオブジェクト

戻り値:

HTTPレスポンスオブジェクト