nablarch.fw.web.handler

クラス SessionConcurrentAccessHandler

java.lang.Object

nablarch.fw.web.handler.SessionConcurrentAccessHandler

すべての実装されたインタフェース:

Handler<java.lang.Object,java.lang.Object>

直系の既知のサブクラス:

SessionConcurrentAccessHandler

非推奨です。

本ハンドラは、SessionStoreを用いてセッション管理を行う SessionStoreHandlerに置き換わりました。

@Deprecated
public class SessionConcurrentAccessHandler
extends java.lang.Object
implements Handler<java.lang.Object,java.lang.Object>

セッションスコープに対する並行アクセス制御を行うハンドラ。

ネストされたクラスのサマリー

ネストされたクラス

修飾子とタイプ	クラスと説明
static class	SessionConcurrentAccessHandler.ConcurrentAccessPolicy 非推奨です。 セッションスコープ変数に対する並行アクセス同期ポリシー。
static class	SessionConcurrentAccessHandler.SessionConfliction 非推奨です。 セッション書き込みに競合が発生したことを表す例外。

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
SessionConcurrentAccessHandler() 非推奨です。

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
SessionConcurrentAccessHandler.ConcurrentAccessPolicy	getConcurrentAccessPolicy() 非推奨です。 並行アクセス同期ポリシーを返す。
java.lang.Object	handle(java.lang.Object req, ExecutionContext ctx) 非推奨です。 入力データに対する処理を実行する。
static void	lockSession(java.util.Map<java.lang.String,java.lang.Object> session) 非推奨です。 セッションオブジェクトに対する排他ロックを獲得する。
SessionConcurrentAccessHandler	setConcurrentAccessPolicy(java.lang.String policyName) 非推奨です。 セッションスコープ変数に対する並行アクセス同期ポリシーを定義する。
void	setConflictWarningMessageId(java.lang.String messageId) 非推奨です。 セッションへの書き込みの際に競合が発生した場合に表示される文言の メッセージIDを設定する。
static void	setThrowsErrorOnSessionWriteConflict(boolean throwsError) 非推奨です。 セッション変更の書き戻しに失敗した場合に実行時例外を送出するか否かを設定する。
static void	unlockSession(java.util.Map<java.lang.String,java.lang.Object> session) 非推奨です。 カレントスレッドがセッションオブジェクトに対する排他ロックを 保持しているばあい、それを開放する。

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

SessionConcurrentAccessHandler

public SessionConcurrentAccessHandler()

非推奨です。

メソッドの詳細

handle

public java.lang.Object handle(java.lang.Object req,
                               ExecutionContext ctx)

非推奨です。

入力データに対する処理を実行する。 このハンドラの実装では、各並行アクセスポリシーを実装したMapWrapperによって 実行コンテキスト上のセッションスコープをラップし、同期アクセス制御を開始する。 その後、後続ハンドラに処理を委譲する。 同期制御はこのハンドラの終了とともに停止する。 そのため、JSPサーブレットからのセッション書込みを同期対象に含めるには、 本ハンドラをレスポンスハンドラより上位に配置する必要がある。

定義:

handle インタフェース内 Handler<java.lang.Object,java.lang.Object>

パラメータ:

req - 入力データ

ctx - 実行コンテキスト

戻り値:

処理結果データ

setConcurrentAccessPolicy

public SessionConcurrentAccessHandler setConcurrentAccessPolicy(java.lang.String policyName)
                                                         throws java.lang.IllegalArgumentException

非推奨です。

セッションスコープ変数に対する並行アクセス同期ポリシーを定義する。

補足：
version 1.5.0以降では、"CONCURRENT" のみ有効。本メソッドは互換性のために残っている。

パラメータ:

policyName - 平行アクセス同期ポリシーの名称(version 1.5.0以降では、"CONCURRENT" のみ有効)

戻り値:

このオブジェクト自体

例外:

java.lang.IllegalArgumentException - 上記以外の文字列を指定した場合。

getConcurrentAccessPolicy

public SessionConcurrentAccessHandler.ConcurrentAccessPolicy getConcurrentAccessPolicy()

非推奨です。

並行アクセス同期ポリシーを返す。

戻り値:

現状のセッションスコープ変数に対する並行アクセス同期ポリシー。 version 1.5.0以降では、ConcurrentAccessPolicy.CONCURRENTが常に返却される。

setConflictWarningMessageId

public void setConflictWarningMessageId(java.lang.String messageId)

非推奨です。

セッションへの書き込みの際に競合が発生した場合に表示される文言の メッセージIDを設定する。

パラメータ:

messageId - メッセージID

lockSession

public static void lockSession(java.util.Map<java.lang.String,java.lang.Object> session)

非推奨です。

セッションオブジェクトに対する排他ロックを獲得する。

パラメータ:

session - セッションオブジェクト

unlockSession

public static void unlockSession(java.util.Map<java.lang.String,java.lang.Object> session)

非推奨です。

カレントスレッドがセッションオブジェクトに対する排他ロックを 保持しているばあい、それを開放する。

パラメータ:

session - セッションオブジェクト

setThrowsErrorOnSessionWriteConflict

public static void setThrowsErrorOnSessionWriteConflict(boolean throwsError)

非推奨です。

セッション変更の書き戻しに失敗した場合に実行時例外を送出するか否かを設定する。

 明示的に設定しない場合のデフォルトはfalse。
 この場合、エラー画面にワーニングが表示されるものの、DBのトランザクションは正常にコミットされる。
 

パラメータ:

throwsError - 例外を送出する場合はtrue