nablarch.fw.handler.retry

クラス TimeRetryContext

java.lang.Object

nablarch.fw.handler.retry.RetryContextSupport

nablarch.fw.handler.retry.TimeRetryContext

すべての実装されたインタフェース:

RetryHandler.RetryContext

@Published(tag="architect")
public class TimeRetryContext
extends RetryContextSupport

リトライ時間によりリトライ処理を制御するクラス。

本クラスは、指定された時間の間、リトライを行う。

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

修飾子	コンストラクタと説明
protected	TimeRetryContext(long retryTime, long maxRetryTime, long retryIntervals) コンストラクタ。

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
protected boolean	onIsRetryable() リトライ可能か否かをリトライ状態から判定する。
void	prepareRetry() リトライ前の準備を行う。
void	reset() リトライ状態をリセットする。

クラスから継承されたメソッド nablarch.fw.handler.retry.RetryContextSupport

assertMaxRetryTime, getCurrentRetryCount, isRetryable

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

TimeRetryContext

protected TimeRetryContext(long retryTime,
                           long maxRetryTime,
                           long retryIntervals)

コンストラクタ。

パラメータ:

retryTime - リトライ時間(単位:msec)

maxRetryTime - 最長リトライ時間(単位:msec)

retryIntervals - リトライ間隔(単位:msec)

メソッドの詳細

onIsRetryable

protected boolean onIsRetryable()

リトライ可能か否かをリトライ状態から判定する。

1回目のリトライである場合はtrueを返す。 2回目以降のリトライでは、 リトライ開始後の経過時間がリトライ時間プロパティ以下の場合にtrueを返す。

定義:

onIsRetryable クラス内 RetryContextSupport

戻り値:

リトライ可能な場合はtrue

prepareRetry

public void prepareRetry()

リトライ前の準備を行う。

 下記の処理を行う。
 
   リトライ開始時間が設定されていなければ設定する。
   リトライ間隔(単位:msec)プロパティの値が0より大きい場合は、指定された時間だけ待機する。
   待機中にInterruptedExceptionを捕捉した場合は、WARNレベルのログ出力のみ行い、
   呼び出し元に制御を返す。
   現在のリトライ回数をカウントアップする。
 
 

1回目のリトライである場合は、親クラスの処理に加えて、リトライ開始時間の設定を行う。

定義:

prepareRetry インタフェース内 RetryHandler.RetryContext

オーバーライド:

prepareRetry クラス内 RetryContextSupport

reset

public void reset()

リトライ状態をリセットする。

リトライ開始時間を未設定にする。 現在のリトライ回数に0を設定する。

親クラスの処理に加えて、リトライ開始時間をリセットする。

定義:

reset インタフェース内 RetryHandler.RetryContext

オーバーライド:

reset クラス内 RetryContextSupport