nablarch.fw

インタフェース DataReader<TData>

型パラメータ:

TData - このクラスが読み込んだデータの型

既知の実装クラスのリスト:

DatabaseRecordReader, DatabaseTableQueueReader, FileDataReader, FwHeaderReader, MessageReader, ResumeDataReader, ValidatableFileDataReader

@Published(tag="architect")
public interface DataReader<TData>

Handlerが処理する入力データを外部から読み込むインタフェース。

データリーダは複数のリクエストスレッドから並行アクセスされ得るので、 各メソッドはスレッドセーフに実装されなければならない。

ネストされたクラスのサマリー

ネストされたクラス

修飾子とタイプ	インタフェースと説明
static class	DataReader.NoMoreRecord これ以上読み取るデータが無いことを示す例外。

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
void	close(ExecutionContext ctx) このリーダの利用を停止し、内部的に保持している各種リソースを解放する。
boolean	hasNext(ExecutionContext ctx) 次に読み込むデータが存在するかどうかを返却する。
TData	read(ExecutionContext ctx) Handlerが処理する入力データを読み込んで返却する。

メソッドの詳細

read

TData read(ExecutionContext ctx)

Handlerが処理する入力データを読み込んで返却する。

入力データがこれ以上存在しない状態、すなわち、hasNext()の結果がfalseとなる 状態でこのメソッドを呼んだ場合の結果は不定である。

パラメータ:

ctx - 実行コンテキスト

戻り値:

入力データオブジェクト

hasNext

boolean hasNext(ExecutionContext ctx)

次に読み込むデータが存在するかどうかを返却する。

パラメータ:

ctx - 実行コンテキスト

戻り値:

次に読み込むデータが存在する場合はtrue

close

void close(ExecutionContext ctx)

このリーダの利用を停止し、内部的に保持している各種リソースを解放する。

パラメータ:

ctx - 実行コンテキスト