ConfigFileLoader (Nablarch-API)

java.lang.Object
- nablarch.core.repository.ConfigFileLoader

すべての実装されたインタフェース:

ObjectLoader
```
@Published(tag="architect")
public class ConfigFileLoader
extends java.lang.Object
implements ObjectLoader
```
設定ファイルから文字列の設定値を読み込むクラス。このクラスで使用する特殊文字は '=' '#' '\' の3文字（下記参照）。

デリミタ文字（'='）
デリミタ文字は'='のみで、空白（タブを含む）や":"も文字列の一部とみなす。 (いわゆるpropertiesファイルとは異なる。）但し、キー及び値はそれぞれ前後の空白（タブを含む）をトリミングする。 (" A B "(スペースAスペースBスペース)という文字列は "A B"(AスペースB)となる。キーの'A'と'a'は区別される。) デリミタ文字'='で区切られた３つめ以降のトークンは無視する。
'='をキーまたは値に含めたい場合は前に'\'を付加する。
コメント文字（'#'）
コメント文字'#'を使用するとその行の以降の文字列はコメントとみなす。 '#'によるコメントを除去する処理は行連結の前に行われるので、継続行中でも使用可能（下記「使用例」参照）。
'#'をキーまたは値に含めたい場合は前に'\'を付加する。
改行文字（'\'）
キーと値のセットは行末に'\'を指定することによって行をまたがることが可能。その場合'\'を除いた文字列と次の行の先頭の空白（タブを含む）を除いた文字列を連結する。（'\'を除いた文字列の後方の空白は維持する。）
キーまたは値の行末に'\'を含めたい場合は前に'\'を付加する。
エスケープ文字（'\'）
'\'を記述すると次の１文字を特殊文字ではなく一般文字として扱う。
'\'をキーまたは値に含めたい場合は前に'\'を付加する。
読み込むファイルの記述例：
```
  # キー＝"key"、値＝"value"の場合
  key = value # comment
  key = value = comment

  # キー＝"key"、値＝"value1 = value2"の場合
  key = value1 \= value2  #comment
  key = \
      value1 \= value2

  # キー＝"key"、値＝"value1,value2,value3"の場合
  key =   value1,value2,value3    # comment
  key =   value1,\
          value2,\
          value3 # comment
  key =   value1,\    # comment
          value2,\    # comment
          value3      # comment
 
  # 下記はNG。
  key =   value1,     # comment \
          value2,     # comment \
          value3      # comment
 
```
なお、本クラスはデフォルトでは設定ファイルをUTF-8エンコーディングで読み込む。エンコーディングを変更する場合は、ConfigFileクラスのencodingプロパティにエンコーディングを設定してから load() メソッドを呼び出すこと。
関連項目:

ConfigFile

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ
コンストラクタと説明
`ConfigFileLoader(java.io.InputStream stream)` コンストラクタ。
`ConfigFileLoader(java.io.InputStream stream, java.lang.String encoding)` コンストラクタ。
`ConfigFileLoader(java.lang.String url)` コンストラクタ。
`ConfigFileLoader(java.lang.String url, java.lang.String encoding)` コンストラクタ。

メソッドのサマリー

すべてのメソッドインスタンス・メソッド concreteメソッド
修飾子とタイプ	メソッドと説明
`java.util.Map<java.lang.String,java.lang.Object>`	`load()` `SystemRepository`に登録するオブジェクトを読み込む。

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

- コンストラクタの詳細
  - ConfigFileLoader
```
public ConfigFileLoader(java.lang.String url)
```
    コンストラクタ。
    
    パラメータ:
    
    url - ロードするファイル。
  - ConfigFileLoader
```
public ConfigFileLoader(java.lang.String url,
                        java.lang.String encoding)
```
    コンストラクタ。
    
    パラメータ:
    
    url - ロードするファイルを表すURL表現。
    
    encoding - ファイルのエンコーディング。
  - ConfigFileLoader
```
public ConfigFileLoader(java.io.InputStream stream)
```
    コンストラクタ。
    
    パラメータ:
    
    stream - ロードするファイルのストリーム。
  - ConfigFileLoader
```
public ConfigFileLoader(java.io.InputStream stream,
                        java.lang.String encoding)
```
    コンストラクタ。
    
    パラメータ:
    
    stream - ロードするファイルのストリーム。
    
    encoding - ファイルのエンコーディング。
- メソッドの詳細
  - load
```
public java.util.Map<java.lang.String,java.lang.Object> load()
```
    SystemRepositoryに登録するオブジェクトを読み込む。
    キーがオブジェクトの名前、Valueを読み込むオブジェクトであるMapを作成し、返却する。
    ConfigFileLoaderでは、プロパティファイルに書かれたキーと値の組合せをそのままMapを返す。このため、値は常に文字列となる。
    
    定義:
    
    load インタフェース内 ObjectLoader
    
    戻り値:
    
    キーがオブジェクトの名前、Valueが読み込むオブジェクトであるMap。

クラス ConfigFileLoader

コンストラクタのサマリー

メソッドのサマリー

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

コンストラクタの詳細

ConfigFileLoader

ConfigFileLoader

ConfigFileLoader

ConfigFileLoader

メソッドの詳細

load