nablarch.fw

クラス Interceptor.Impl<TData,TResult,T extends java.lang.annotation.Annotation>

java.lang.Object

nablarch.fw.Interceptor.Impl<TData,TResult,T>

すべての実装されたインタフェース:

Handler<TData,TResult>, HandlerWrapper<TData,TResult>

直系の既知のサブクラス:

ErrorOnSessionWriteConflict.Impl, InjectForm.Impl, OnDoubleSubmission.Impl, OnError.Impl, OnErrors.Impl, Transactional.TransactionalImpl

含まれているクラス:

Interceptor

public abstract static class Interceptor.Impl<TData,TResult,T extends java.lang.annotation.Annotation>
extends java.lang.Object
implements HandlerWrapper<TData,TResult>

Interceptorの処理内容を実装するクラスの抽象基底クラスとなるリクエストハンドラ。

各インターセプションが付与されたときに行われるインターセプト処理の内容は、 このクラスを継承して作成する。

各Interceptorの値に指定されるクラスは、このクラスのサブクラスであり、 インターセプトが行われると、そのサブクラスが実装するHandler.handle(Object, ExecutionContext)に処理が委譲される。 この際、ラップされる前のリクエストハンドラをgetOriginalHandler()で取得できるので、 各インターセプタ固有の処理を以下の例のように実装することができる。

 public HttpResponse handle(HttpRequest req, ExecutionContext ctx) {
     try {
         doBeforeAdvice(); // インターセプタによる前処理
         return getOriginalHandler().handle(req, ctx); // 本処理

     } catch(RuntimeException e) {
         doErrorHandling();  // インターセプタによる例外ハンドリング
         throw e;

     } finally {
         doAfterAdvice();  // インターセプタによる終端処理
     }
 }
 

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
Impl()

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
java.util.List<java.lang.Object>	getDelegates(TData data, ExecutionContext context) このラッパーが処理を移譲するオブジェクトのリストを返す。
T	getInterceptor() 処理対象のInterceptorを取得する。
Handler<TData,TResult>	getOriginalHandler() インターセプト対象のリクエストハンドラを取得する。
void	setInterceptor(java.lang.annotation.Annotation annotation) 処理対象のInterceptorを設定する。
void	setOriginalHandler(Handler<TData,TResult> originalHandler) インターセプト対象のリクエストハンドラを設定する。

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

インタフェースから継承されたメソッド nablarch.fw.Handler

handle

コンストラクタの詳細

Impl

@Published(tag="architect")
public Impl()

メソッドの詳細

setInterceptor

public void setInterceptor(java.lang.annotation.Annotation annotation)

処理対象のInterceptorを設定する。

パラメータ:

annotation - このクラスが実装するInterceptor

getInterceptor

@Published(tag="architect")
public T getInterceptor()

処理対象のInterceptorを取得する。

戻り値:

処理対象のInterceptorを取得する。

getOriginalHandler

@Published(tag="architect")
public Handler<TData,TResult> getOriginalHandler()

インターセプト対象のリクエストハンドラを取得する。

戻り値:

インターセプト対象のリクエストハンドラ

setOriginalHandler

public void setOriginalHandler(Handler<TData,TResult> originalHandler)

インターセプト対象のリクエストハンドラを設定する。

パラメータ:

originalHandler - インターセプト対象のリクエストハンドラ

getDelegates

public java.util.List<java.lang.Object> getDelegates(TData data,
                                                     ExecutionContext context)

このラッパーが処理を移譲するオブジェクトのリストを返す。 対象となるオブジェクトが存在しない場合は空の配列を返す。

定義:

getDelegates インタフェース内 HandlerWrapper<TData,TResult>

パラメータ:

data - ハンドラに対する入力データ

context - 実行コンテキスト

戻り値:

内包するオブジェクト。