nablarch.common.encryption

クラス AesEncryptor

java.lang.Object

nablarch.common.encryption.AesEncryptor

すべての実装されたインタフェース:

Encryptor<AesEncryptor.AesContext>

public class AesEncryptor
extends java.lang.Object
implements Encryptor<AesEncryptor.AesContext>

AES暗号(128bit, CBC, PKCS5Padding)を使用して暗号化と復号を行うクラス。

ネストされたクラスのサマリー

ネストされたクラス

修飾子とタイプ	クラスと説明
static class	AesEncryptor.AesContext AES暗号のコンテキスト情報を保持するクラス。

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
AesEncryptor()

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
byte[]	decrypt(AesEncryptor.AesContext context, byte[] src) コンテキスト情報を使用して復号を行う。
byte[]	encrypt(AesEncryptor.AesContext context, byte[] src) コンテキスト情報を使用して暗号化を行う。
AesEncryptor.AesContext	generateContext() 暗号化と復号に使用するコンテキスト情報を生成する。
protected byte[]	generateIv(int length) IV(イニシャルバリュー)を生成する。
protected java.security.Key	generateKey(int length) 共通鍵を生成する。
protected byte[]	getBytes(java.lang.String text) 共通鍵又はIV(イニシャルバリュー)の文字列からバイト配列を取得する。
void	setBase64Key(Base64Key base64Key) 暗号化に使用する128bitの共通鍵及びIVをBase64エンコードした値を設定する。
void	setIv(java.lang.String iv) 非推奨です。 setBase64Key(Base64Key)の使用を推奨する。
void	setKey(java.lang.String key) 非推奨です。 setBase64Key(Base64Key)の使用を推奨する。

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

AesEncryptor

public AesEncryptor()

メソッドの詳細

setKey

@Deprecated
public void setKey(java.lang.String key)

非推奨です。 setBase64Key(Base64Key)の使用を推奨する。

暗号化に使用する共通鍵(128bit)を設定する。

パラメータ:

key - 暗号化に使用する共通鍵(128bit)

setBase64Key

public void setBase64Key(Base64Key base64Key)

暗号化に使用する128bitの共通鍵及びIVをBase64エンコードした値を設定する。

パラメータ:

base64Key - 暗号化に使用する鍵

setIv

@Deprecated
public void setIv(java.lang.String iv)

非推奨です。 setBase64Key(Base64Key)の使用を推奨する。

暗号化に使用するIV(イニシャルバリュー)(128bit)を設定する。

パラメータ:

iv - 暗号化に使用するIV(イニシャルバリュー)(128bit)

generateContext

public AesEncryptor.AesContext generateContext()

暗号化と復号に使用するコンテキスト情報を生成する。
コンテキスト情報には、共通鍵暗号方式であれば使用する共通鍵を保持する。
共通鍵とIV(イニシャルバリュー)を生成し、コンテキスト情報として返す。

共通鍵は、以下の優先順位で使用する値を決定する。

1. base64keyプロパティのが設定されている場合はその値
2. keyプロパティのが設定されている場合はその値
3. 乱数ジェネレータによる自動生成

IVは以下の優先順位で使用する値を決定する。

1. base64keyプロパティのが設定されている場合はその値
2. ivプロパティのが設定されている場合はその値
3. 乱数ジェネレータにより自動生成する

定義:

generateContext インタフェース内 Encryptor<AesEncryptor.AesContext>

戻り値:

暗号化と復号に使用するコンテキスト情報

encrypt

public byte[] encrypt(AesEncryptor.AesContext context,
                      byte[] src)

インタフェースからコピーされた説明: Encryptor

コンテキスト情報を使用して暗号化を行う。

定義:

encrypt インタフェース内 Encryptor<AesEncryptor.AesContext>

パラメータ:

context - コンテキスト情報

src - 暗号元

戻り値:

暗号結果

decrypt

public byte[] decrypt(AesEncryptor.AesContext context,
                      byte[] src)

インタフェースからコピーされた説明: Encryptor

コンテキスト情報を使用して復号を行う。

定義:

decrypt インタフェース内 Encryptor<AesEncryptor.AesContext>

パラメータ:

context - コンテキスト情報

src - 復号元

戻り値:

復号結果

getBytes

protected byte[] getBytes(java.lang.String text)

共通鍵又はIV(イニシャルバリュー)の文字列からバイト配列を取得する。

デフォルト実装では"UTF-8"で符号化する。

パラメータ:

text - 共通鍵又はIV(イニシャルバリュー)の文字列

戻り値:

バイト配列

generateKey

protected java.security.Key generateKey(int length)

共通鍵を生成する。

パラメータ:

length - 鍵長(bit)

戻り値:

共通鍵

generateIv

protected byte[] generateIv(int length)

IV(イニシャルバリュー)を生成する。

パラメータ:

length - 鍵長(bit)

戻り値:

IV(イニシャルバリュー)