2.1.1.2.1. ワークフローインスタンス¶
ワークフローライブラリ がワークフローインスタンス情報として管理する情報について記載する。
ワークフローライブラリ は、ワークフローインスタンスの情報として、大きく分けて 「ワークフローに含まれているタスクに割り当てられている担当ユーザ/担当グループ」と 「現在処理可能なタスク」の2つを管理する。
2.1.1.2.1.1. タスク担当ユーザ/タスク担当グループ¶
ワークフローに含まれる各タスクに割り当てられているユーザ/グループをあらわす。
タスク の場合には、単一の担当ユーザ/グループのみ割り当てることができ、 マルチインスタンス・タスク の場合には、複数の担当ユーザ/グループを 割り当てることができる。
ただし、一つのタスクには、ユーザもしくはグループのどちらか片方しか割り当てることはできない。 たとえば、 マルチインスタンス・タスク で複数の担当を割り当て、その一部を 担当ユーザとし、残りを担当グループに割り当てる、といったことはできない。
タスクが ワークフローの進行 によって終了したとしても削除されることはなく、 再度そのタスクが アクティブフローノード となった際には、以前から割り当てられているユーザ/グループの アクティブユーザタスク/アクティブグループタスク が作成される。
2.1.1.2.1.2. アクティブフローノード¶
ワークフローインスタンスで、現在処理可能となっているフローノード。
基本的には、 タスク 、 マルチインスタンス・タスク が アクティブフローノードとなるが、ワークフローが完了した場合には 停止イベント が アクティブフローノードとなる。
ワークフローの進行状況は、このアクティブフローノードが変化していくことで管理される。
2.1.1.2.1.3. アクティブユーザタスク/アクティブグループタスク¶
ワークフローインスタンスで、現在ユーザ/グループが処理可能であるタスク。
現在のアクティブフローノードに割り当てられている担当ユーザ/グループのタスクが登録されている。