2.1.30. コード値ラベル表示用カラムウィジェット¶
コード値ラベル表示用カラムウィジェット は、 UI標準 UI部品 テーブル で、Nablarchのコード管理機能で取得したラベル、値を カラムに出力するウィジェットである。
2.1.30.1. コードサンプル¶
設計成果物(ローカル動作)
<table:search_result title = "検索結果" sampleResults = "15"> <column:checkbox title = "選択"> </column:checkbox> <column:code title="性別"> </column:code> </table:search_result>
実装成果物(サーバ動作)
<table:search_result title = "検索結果" searchUri = "/action/ss11AC/W11AC01Action/RW11AC0102" listSearchInfoName = "11AC_W11AC01" resultSetName = "searchResult" sampleResults = "15"> <column:checkbox title = "選択" key = "userId" name = "W11AC05.systemAccountEntityArray[${count-1}].userId" offValue = "0000000000"> </column:checkbox> <column:code title = "性別" key = "gender" codeId = "code1"> </column:code> </table:search_result>
2.1.30.2. 仕様¶
- ローカル動作時の挙動
カラムの内容には sample 属性に指定した “|” 区切りの文字列を順に表示する。 (テーブルのsampleResultsに指定された件数の方が多い場合はループする。)
ただし、codeId 属性にコードIDを指定した場合、下記のファイル内のエントリーから、 該当するコードの名称を取得し、表示する。 pattern 属性によるパターン指定や optionColumnName 属性によるオプション名称指定も利用できる。 (codeId と sample を両方指定した場合は sample の値を優先する。)
- パス
- /js/devtool/resource/コード値定義.js
属性値一覧 [◎ 必須属性 ○ 任意属性 × 無効(指定しても効果なし)]
名称 | 内容 | タイプ | サーバ | ローカル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
key | リンク文字列とするコード値を、行データから取得するキー | 文字列 | ◎ | × | |
title | カラムヘッダーに表示する文字列 | 文字列 | ◎ | ◎ | |
cssClass | 各カラムに指定するCSSクラス | 文字列 | ○ | ○ | |
sortable | カラムのソートリンクを表示するかどうか | 文字列 | ○ | ○ | デフォルトは’false’ 検索結果テーブルウィジェット でのみ利用可能 |
sample | テスト用のダミー表示値 | 文字列 | × | ○ | “|” 区切りで複数指定する。 |
samplePattern | 一行あたりに出力するコード値 の件数のパターン | 文字列 | × | ○ | ”,”区切りで指定する。 |
codeId | コード定義ID | 文字列 | ◎ | ○ | |
pattern | 使用するコードパターンのカラム名 | 文字列 | ○ | ○ | デフォルトは ‘PATTERN01’ |
optionColumnName | 取得するオプション名称の カラム名 | 文字列 | ○ | ○ | デフォルトは ‘OPTION01’ |
labelPattern | ラベル表示書式 | 文字列 | ○ | ○ | ラベルを整形するパターン。
プレースホルダを下記に示す。 $NAME$: コード値に対応するコード名称 $SHORTNAME$: コード値に対応するコードの略称 $OPTIONALNAME$: コード値に対応するコードのオプション名称 $OPTIONALNAME$を使用する場合は optionColumnName属性の指定が必須となる。 $VALUE$: コード値 デフォルトは”$NAME$”。 |
listFormat | リスト表示時に使用する フォーマット | 文字列 | ○ | ○ | デフォルトは ‘sp’ |
width | カラムの横幅の指定 | 文字列 | ○ | ○ | |
additional | 付加情報として扱うかどうか | 真偽値 | ○ | ○ | trueを指定した場合、narrow表示モードで
別形式での表示となる。下図では
メールアドレス・登録日にadditional属性
を設定しており、narrow表示モードではインライン 重要 autospan/rowspan 属性を使用しているテーブルではadditional 属性を使用することはできない。 |
colspan | 横方向に結合するカラム数 | 数値 | ○ | ○ | 使用方法は、マルチレイアウトテーブルを参照 |
rowspan | 縦方向に結合するカラム数 | 数値 | ○ | ○ | 使用方法は、マルチレイアウトテーブルを参照 |
dataFrom | 表示するデータの取得元 | 文字列 | × | × | 画面項目定義に記載する、 「表示情報取得元」.「表示項目名」 の形式で設定する。 |
comment | コード値表示についての備考 | 文字列 | × | × | 設計書の表示時に、 画面項目定義の項目定義一覧で、 「備考」に表示される。 |
initialValueDesc | 初期表示内容に関する説明 | 文字列 | × | × | 設計書の表示時に、 画面項目定義の項目定義一覧で、 「備考」に表示される。 |
2.1.30.3. 内部構造・改修時の留意点¶
部品一覧
パス | 内容 |
---|---|
/WEB-INF/tags/widget/column/code.tag | コード値ラベル表示用カラムウィジェット |
/WEB-INF/tags/listSearchResult/*.tag | Nablarch検索結果テーブルタグファイル |
/js/jsp/taglib/nablarch.js | <n:code> のエミュレーション機能を実装する タグライブラリスタブJS |
/css/style/nablarch.less | Nablarch関連スタイル定義 テーブルの配色などを定義している。 |
/css/style/base.less | 基本HTMLの要素のスタイル定義。 リンクに関する定義もここに含まれる。 |