2.1.46. カレンダー日付入力ウィジェット

カレンダー日付入力ウィジェットUI標準 UI部品 カレンダー日付入力 の内容に準拠したカレンダーを使用した日付入力欄を出力する。

2.1.46.1. コードサンプル

設計成果物(ローカル動作)

<field:calendar
    title="日付"
    name="date1"
    required="true"
    hint="(入力例 : 2012/05/12)"
    sample="2013/09/30">
</field:calendar>

実装成果物(サーバ動作)

<field:calendar
    title="日付"
    name="W99ZZ64.date1"
    required="true"
    hint="(入力例 : 2012/05/12)"
    sample="2013/09/30">
</field:calendar>

2.1.46.2. 仕様

このウィジェットは入力項目ウィジェット共通テンプレートを用いて実装している。入力項目ウィジェット共通テンプレートが実装する共通仕様についてはここでは記述しない。

ローカル動作時の挙動

入力画面ではsampleに指定した値を初期表示値としてテキストボックスに表示する。

確認画面ではsampleに指定した値を、ラベルとして表示する。

属性値一覧 [ 必須属性 任意属性 × 無効(指定しても効果なし)]

名称 内容 タイプ サーバ ローカル 備考
id htmlのid属性 文字列 省略時は name 属性と同じ値。
(ローカル動作においても**id** 属性か name 属性のいずれかは必須。)
domain 項目のドメイン型 文字列  
readonly 編集可能かどうか 真偽値 デフォルトは ‘false’
disabled サーバに対する入力値の送信を 抑制するかどうか 真偽値 デフォルトは ‘false’
example 具体的な入力例を表すテキスト (placeholderなどの 形式で表示する) 文字列  
cssClass HTMLのclass属性値 文字列  
nameAlias 一つのエラーメッセージに 対して複数の入力項目を ハイライト表示する場合に 指定する。 文字列 ×  
format 日付のフォーマット 文字列 デフォルトは ‘yyyy/MM/dd’
locale 言語設定 文字列 デフォルトは ‘ja’
sample ローカル動作時に表示する日付 文字列 ×  
maxlength 入力文字数の上限 数値 format が未指定の場合は “10”
dataFrom 表示するデータの取得元 文字列 × × 画面項目定義に記載する、 「表示情報取得元」.「表示項目名」 の形式で設定する。
comment カレンダーについての備考 文字列 × × 設計書の表示時に、 画面項目定義の項目定義一覧で、 「備考」に表示される。
initialValueDesc 初期表示内容に関する説明 文字列 × × 設計書の表示時に、 画面項目定義の項目定義一覧で、 「備考」に表示される。

2.1.46.3. 内部構造・改修時の留意点

部品一覧

パス 内容
/WEB-INF/tags/widget/field/calendar.tag カレンダー日付入力ウィジェット
/WEB-INF/tags/widget/field/base.tag 入力項目ウィジェット共通テンプレート
/js/jsp/taglib/nablarch.js カレンダー日付入力ウィジェットが使用する <n:text> のエミュレーション機能を実装する タグライブラリスタブJS
/css/style/base.less 基本HTMLの要素のスタイル定義。
カレンダーに関する定義もここに含まれる。