2.1.34. アラートダイアログ表示イベントアクション¶
アラートダイアログ表示イベントアクション は ページ内イベント定義 で定義したイベントが発生した際に アラートダイアログを表示させるイベントアクションである。
このアクションがダイアログを表示した場合、 イベントのプロパゲーションおよびデフォルトアクションの発生を抑止する。 また、発生元のイベントが change イベントであった場合、 その変更内容をもとの入力内容に戻す。
ダイアログはブラウザのネイティブ部品を使用するので その表示はクライアントの環境およびブラウザに依存する。 CSSによる見た目の制御や、タイトルやボタンに表示される文字列の変更はできない。
2.1.34.1. コードサンプル¶
特定のチェックボックスにチェックが入っていない場合にダイアログを表示する例
<event:listen event='button.submit click'> <event:alert title="契約内容確認チェック" message="ご契約内容を確認の上 「契約内容に同意する」をチェックしてください。" condition="input.confirmation:checked"> </event:alert> </event:listen>
2.1.34.2. 仕様¶
属性値一覧 [◎ 必須属性 ○ 任意属性 × 無効(指定しても効果なし)]
名称 | 内容 | タイプ | サーバ | ローカル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
title | 処理内容の簡単な説明 | 文字列 | × | × | 設計書表示用 |
message | ダイアログに表示する文言 | 文字列 | ◎ | ◎ | |
condition | ダイアログを表示させる条件 を表すセレクタ式 | 文字列 | ○ | ○ | 省略した場合は必ず表示される |
target | condition属性で指定した条件判定の対象となる要素を表すセレクタ式 | 文字列 | ○ | ○ | 省略した場合はイベントが発生した要素 |
stop | ダイアログ表示後に イベントのプロパゲーション およびデフォルトアクションを 抑制するかどうか。 | 真偽値 | ○ | ○ | デフォルトは’true’ |
revert | ダイアログ表示後に 各入力値の状態をイベント発生前 の状態に戻すかどうか。 | 真偽値 | ○ | ○ | changeイベント発生時のみ 意味をもつ。 デフォルトは’true’ |
2.1.34.3. 内部構造・改修時の留意点¶
部品一覧
パス | 内容 |
---|---|
/WEB-INF/tags/widget/event/alert.tag | このイベントアクションの実体となるタグファイル |
/WEB-INF/tags/widget/event/dialog.tag | アラートダイアログ表示イベントアクション と 確認ダイアログ表示イベントアクション とで共通の内容を実装するタグファイル。 |
/js/nablarch/ui/event/ShowDialogAction.js | ダイアログ表示機能を実装するJS部品。 |